ペイルムーン②(ソウルからの連続攻撃:基礎編)
連日更新です。やる気に満ち溢れていますね。
前回に引き続きペイルムーンの解説です。
今回はペイルムーンの敷居が高く感じられてしまう要因の一つ「ソウルからの連続攻撃」の基礎を説明したいと思います。
まずは、「ソウルからの連続攻撃」に使われるユニットにはどんなものがあるのか、おさらいをしましょう。
◆ソウルからリアガードへ、ユニットを展開できる能力
・ゴールデン・ビーストテイマー
手札1枚をソウルに入れ、ソウルから制限なく任意の場所に2体スペリオルコールします。
・ナイトメアドール ありす
自分がソウルに入る代わりに、G3以外のユニットをソウルから任意の場所にスペリオルコールします。
・ジャンピング・ジル
自分がソウルから出たときに、1体のリアガードをソウルに入れて、ソウルからG2以外を後列のリアガードサークルにスペリオルコールします。
・パープルトラピージスト
自分がソウルに入ったとき、自分をソウルブラストすることで、ソウルから制限なく任意の場所にスペリオルコールします。
・ミッドナイト・バニー
ブーストしたアタックがヒットしたときに、G1以外のユニットをソウルから任意の場所にスペリオルコールします。
◆リアガードからソウルへ、ユニットを格納できる能力
・アマランス・ビーストテイマー
アタックしたときに、他のリアガード1体をソウルに送り3000パンプします。
・コミカリティ・キメラ
同じくアタックしたときに、他のリアガード1体をソウルに送ります。SB1のコストが追加で必要な代わりに5000と多目のパンプ値とカウンターチャージが可能です。
・ナイトメアドール ありす
コストで自分をソウルに送ります。
なんでこんなユニット能力のおさらいをしたかというと
・ジルとトラピは単体では何もできない
このことをよく知っておいて欲しいからです。
この後に説明する「ソウルからの連続攻撃」の基礎、『ありすループ』の中核を担うのがジルとトラピです。このユニットたちが仕事できるように、どのユニットがソウルから出すことができて、どのユニットがソウルに送ることができるかを覚えておいてください。
◆ありすループ
では、「ソウルからの連続攻撃」の基礎、『ありすループ』の手順を説明します。
盤面のサンプルと一緒に動きを見ていきましょう。
・アクセルサークルにありす、右列にニトロとトラピがいます。
ゴデビのソウルには、FV、バニー、ジル、アマランスの4枚があります。
ここからアタックに入っていきます。
・まずは右列からアタックします。ちなみにニトロは別のユニットでも構いません。
・次に、アクセルのありすでアタックします。
・アタック終了時に、ありすの能力を使用します。
CB1SB1を支払って自身をソウルに送り、ソウルからジルを左前に出します。
・続けてジルの能力が誘発します。
もうブーストし終えたトラピをソウルに送り、後列にバニーを出します。
・さらにトラピの能力が誘発します。
トラピ自身をSBして、アクセルサークルにありすをコールします。
なんと、今アタックを終えたばかりのありすがアクセルに帰ってきました
ここで連続攻撃の説明が終わってしまうことが多いのですが、今回はもう少し続きます。
・続いてジルとバニーでアタックします。
バニーのブースト時能力でSC1しています。
(サンプルはヒールがソウルに入っています。)
ちなみに、この時点でゴデビの永続パンプも有効になっています。
・さらに、ありすでアタックします。
・アタック終了時にCB1SB1と自分をソウルに送り、空いたアクセルサークルにアマランスをコールします。
・アマランスでアタックしたときに、ジルをソウルに戻します。
これでまたジルの「ソウルから登場したときの能力」が使えるようになります。
・最終的にジルとありすという連続攻撃のパーツをソウルに置くことができました。
このように、ありす・ジル・トラピの能力を連続して誘発させ、アクセルサークルのありすを再スタンドさせるような動きを『ありすループ』と勝手に呼んでいます。
ジルを再利用するためにアマランスやコミカリティでソウルに戻すまでをセットとして覚えていただくと、CBやSBをもっと多く使えるときに再度『ありすループ』をきめることができ非常に強力です。
この動きは一人回しで練習できますので、是非お手元のカードで再現してみてください。実際に動かすとよく分かると思います。
◆まとめ
①何かとトラピでアタック
②アクセルのありすでアタック
ありすの能力でジルを出す
ジルの能力でトラピを吸ってG1を出す
トラピの能力でありすをアクセルに出す
③ジルの列でアタック
④アクセルのありすでアタック
能力でアマランスをアクセルに出す
⑤アマランスでアタック
能力でジルをソウルに戻す
ジルで出す後列をV裏にしたり、ジルとありすの出す位置を交換したりとアレンジも効きます。
◆応用問題
・アクセルサークルにトラピ
・右前列にありす
・Vにゴデビ
・ソウルに、トラピ、ジル、バニー、アマランスが1枚ずつ
・ハンドはキメラ1枚のみ
・自由に使えるCBとSBは4まで
・途中でSCする場合はトリガーユニットがSCされる
・すでにバトルフェイズに入っている
・ドライブチェックはノートリガー
上記の条件で対面の12000Vに11回攻撃をし(攻撃する際のパワーは必ず12000以上であること)、最終的にソウルにジルとありすが残っている状態を作る手順を考えてみましょう。
今回の基礎をしっかり理解できていれば、きっと解けると思います。
模範解答は次回の記事で提示させていただきます。
ご精読ありがとうございました。