週ヴァンの棋譜(ポイント解説付き)
週刊ヴァンガ情報局 第8回のファイトの棋譜です。
《先攻》ドクターオー(たちかぜ)
《後攻》マエダ先生(スパイクブラザーズ)
(マリガン非公開)
先1
【ドロー】
【ライド】アシストプテリクス
ドラゴンエッグ能力;1枚ドロー
[ダメージ 0:0][手札 6:5]
後1
【ドロー】
【ライド】ゲイリーギャノン
メカトレーナー能力;1枚ドロー
【コール】V裏ジャイロスリンガー
ジャイロスリンガー能力;ワンダーボーイソウルイン、右前スパイクバウンサースペコ(5kパンプ乗せ忘れ)
【アタック】Vゲイリーギャノン/ブーストジャイロスリンガー/16k⇒V
ノーガード
ドライブチェック;チアガールティアラ(ヒール)
ダメージ回復なし、右前スパイクバウンサー10kパンプ
ダメージチェック;アークバード(ドロー)
1枚ドロー、Vアシストプテリクス10kパンプ
【アタック】右前スパイクバウンサー/20k(本当は25k) ⇒V
ノーガード
ダメージチェック;ソニックノア
[ダメージ 2:0][手札 7:5]
先2
【ドロー】
【ライド】アテンプトマンモス
【コール】左前ブライトプス、左裏ソニックノア、 V裏ブラックキャノンタイガー、右前メガレックス
【アタック】 Vマンモス/ブーストキャノンタイガー/14k⇒右前スパイクバウンサー
ノーガード
ドライブチェック;ラサレイト
右前スパイクバウンサー退却
【アタック】Rブライトプス/ブーストソニックノア/17k ⇒V
Vにパワー10k
ソニックノア能力;Vヒット時効果使用なし
メガレックス/アタックなし
[ダメージ 2:1][手札 4:5]
後2
【ドロー】
【ライド】スパイクバウンサー
Vスパイクバウンサー能力;コストCB1SB1、右前ジャガーノートマキシマムスペコ
ジャガノ能力;10kパンプ
【コール】左前ハイスピードブラッキー
ブラッキー能力;10kパンプ
【アタック】Vスパイクバウンサー/ブーストジャイロスリンガー/18k⇒V
ノーガード
Vスパイクバウンサーに☆追加、右前ジャガノに10kパンプ
ダメージチェック;ラサレイト
ダメージチェック;サベイジシャーマン(ヒール)
ダメージ回復、Vマンモス10kパンプ
【アタック】左前ブラッキー/20k⇒V
ガード;ラサレイト10k
【アタック】右前ジャガノ33k⇒V
ノーガード
ダメージチェック;アークバード(ドロー)
1枚ドロー、Vマンモス10kパンプ
[ダメージ 4:1][手札 4:5]
先3
【ドロー】
【ライド】ギガレックス
アクセルサークル設置
【コール】アクセルにメガレックス、右裏スカイプテラ
【アタック】 Vギガレックス/ブーストキャノンタイガー/47k⇒右前ジャガノ
ギガレックス能力;全てのRに武装ゲージ1、R6体分30kパンプ
ノーガード
ツインドライブ;サベイジシャーマン(ヒール)
ダメージ回復、左前ブライトプス10kパンプ
ツインドライブ;ブライトプス
右前ジャガノ退却
【アタック】左前ブライトプス/ブーストソニックノア/27k⇒左前ブラッキー
ノーガード
左前ブラッキー退却
【アタック】右前メガレックス/ブーストスカイプテラ/27k⇒V
メガレックス能力;コストブライトプス退却1枚ドロー
さらにCB1メガレックスに武装ゲージ1、10kパンプ
ブライトプス能力;CB1、武装ゲージ2枚を手札
ノーガード
Vスパイクバウンサー10kパンプ
【アタック】アクセルメガレックス/29k⇒ V
メガレックス能力;コストキャノンタイガー退却1枚ドロー
さらにCB1メガレックスに武装ゲージ1、10kパンプ
ノーガード
ダメージチェック;ゲイリーギャノン
[ダメージ 3:3][手札 8:5]
後3
【ドロー】
【ライド】ザイフリート
フォース右前に設置
【コール】左前ジャガノ、右前ジャイロスリンガー
右前ジャイロスリンガー能力;コストゲイリーギャノンソウルイン、右裏にザイフリートスペコと5kパンプ
Vザイフリート能力;コスト CB1V裏ジャイロスリンガーソウルイン、左裏ジャイロスリンガースペコ、Vと左裏に10kパンプ
右列、前後入れ替え(右前ザイフリート、右裏ジャイロスリンガー)
【アタック】右前ザイフリート/ブーストジャイロスリンガー/36k⇒V
ノーガード(3対3なのでヒールケア)
ダメージチェック;デスレックス
【アタック】 Vザイフリート/23k⇒Vへ
ガード;サベイジアグレッサーとサベイジシャーマン35k(完全ガード)
ツインドライブ;ジャイロスリンガー
ツインドライブ;ハイスピードブラッキー
【アタック】左前ジャガノ/ブーストジャイロスリンガー/41k ⇒V
ノーガード
ダメージチェック;アテンプトマンモス
[ダメージ 5:3][手札 6:4]
先4
【ドロー】
【ライド】なし
【コール】左前デスレックス、V裏ラサレイト
ラサレイト能力;自身に武装ゲージ1
ギガレックス能力;コスト デスレックス以外のユニットから武装ゲージ1枚ずつドロップ、前列全てに5000、1点バーンダメージ
ダメージチェック;チアガールティアラ(ヒール)
ダメージ回復なし、Vザイフリート10kパンプ
【アタック】Vギガレックス/ブーストラサレイト/50k⇒V
ギガレックス能力;6体全てに武装ゲージ、R6体分30kパンプ
ノーガード
ツインドライブ;サベイジシャーマン(ヒール)
ダメージ回復、デスレックス10kパンプ
ツインドライブ;ギガレックス
Vザイフリート10kパンプ(V計20kパンプ)
【アタック】右前メガレックス/ブーストスカイプテラ/22k⇒左前ジャガノ
ノーガード
左前ジャガノ退却
【アタック】アクセルメガレックス/39k⇒V
メガレックス能力;コストV裏ラサレイト退却1枚ドロー
さらにCB1メガレックスに武装ゲージ1、15kパンプ
ラサレイト能力;コストSB1、武装ゲージ1枚手札
ガード;ジャイロスリンガー10k
【アタック】左前デスレックス/ブーストソニックノア/65k⇒V
デスレックス能力;コストSB1アクセルメガレックス退却、30kパンプ
右前ザイフリート退却
[ダメージ 4:5][手札 9:1]
後4
【ドロー】
【ライド】なし
【コール】右前スパイクバウンサー、左前ハイスピードブラッキー
(左前ブラッキー能力;10kパンプ)
Vザイフリート能力;コストCB1右前バウンサーソウルイン、右前スパイクバウンサースペコ、Vと右前10kパンプ
Vザイフリート能力;コストCB1左前ブラッキーソウルイン、左前ブラッキースペコ、Vと左前10kパンプ
(左前ブラッキー能力;10kパンプ)
Vザイフリート能力;コストCB1左前ブラッキーソウルイン、左前ブラッキースペコ、Vと左前10kパンプ
左前ブラッキー能力;10kパンプ
【アタック】右前スパイクバウンサー/ブーストジャイロスリンガー/38k⇒V
ガード;メガレックストサベイジシャーマン25k
(※実際は30k要求なのでガード不成立)
【アタック】 Vザイフリート/43k⇒V
ガード;ブラックキャノンタイガー3枚45k(2枚貫通)
ツインドライブ;ジャガノ
ツインドライブ;サイレンスジョーカー(☆)
左前ブラッキー☆追加10kパンプ
【アタック】左前ブラッキー/ブーストジャイロスリンガー/48k☆2⇒V
ガード;アークバード(完全ガード、コストブライトプス)
[ダメージ 4:5][手札 2:2]
先5
【ドロー】
【ライド】なし
【コール】V裏ソニックノア、アクセルアテンプトマンモス
【アタック】アクセルアテンプトマンモス19k⇒V
マンモス能力;手札からのガードは2枚以上必要
アテンプトマンモス能力;武装ゲージなし、自身を退却
【アタック】左前メガレックス/ブーストスカイプテラ/17k⇒V
ノーガード
ダメージチェック;チアガールマリリン(ドロー)
[ダメージ 5:6][手札 1:2]
WINNER《先攻》ドクターオー(たちかぜ)
◆ポイント
・序盤~後1でV裏ジャイロスリンガー能力はギャンブルです。デッキトップ1枚をコールすることになるので、トップがトリガーだと悲惨です。しかもコストでワンダーボーイという有能なカードをソウルに入れています。V裏に置くなら次のターンに動けるワンダーボーイの方がいいです。しかし、ここでスパイクバウンサーという強いめくりをします。さらにドライブで☆まで出す豪運ぶり。プレイミスを運でカバーしています。
返しのターン(先2)でたちかぜ側はVで横のバウンサーを殴りに行きます。相手の想定外のめくりで横に10kを出され☆でダメージも先攻されてしまったので、このまま普通の要求値の取り合いをしていてはパワーで押しつぶされると判断して、「殲滅」しに行ってます。ドクターが「搦め手です。まっすぐな手じゃない。」と言っているのは、要求値の基本に則った行動ではないからです。(「殲滅」もそのうち当ブログで説明できればと考えています。)
・中盤~後2でライドしたスパイクバウンサーのスキルで、ジャガーノートを出すという最高のめくりが発動します。フォースもあるので33kという高出力で、たちかぜ側は受けざるを得ません。
返しの先3で、ギガレックスでそのジャガノを殴りに行っています。ダメージ4:1と大きくダメージレースで負けているので「殲滅」続行ですが、ちょっとこれはやり過ぎな気がします。これでジャガノは退却となりますが、結果としてスパイクバウンサーのCB1SB1で「1点ダメージを与え」「数万のシールド値の代わり」という巨大なアドバンテージを稼いでいます。
「ジャガノ」「ブラッキー」[ワンダーボーイ」は盤面に残したままターンをスパイクに返すと、アホみたいな要求値を出しながらデッキ圧縮をかけてきます。なので、「要求値の基本」からは外れますが、こいつらは生かしておいていいユニットではありません。こいつらを殴ることで、スパイクを相手にする側(ここではたちかぜ)は要求値で損をします。スパイク側は本来保持していないシールド値で、自分の身を守ったのと同じような結果になります。このような「シールド値のごまかし」は今回のスパイクの強みの一つです。
・終盤~たちかぜの退却ギミックでのアドバンテージが凄いことになっています。先3のアタック前は手札2枚だったのに、ターン終了時には8枚まで増えています。先4でもアタック前4枚からターン終了時には9枚に増えています。メガレックスとブライトプスやラサレイトレックスとのコンボで大きくハンドを稼ぐことができます。その分、山札の消費も激しいので、先4でギガレックスアタック時にすべてのRに武装ゲージを置くのはやりすぎです。特にスカイプテラ、ソニックノア、デスレックスの3枚に置く必要はありませんでした(今回はエンタメとして「やってみせた」のだと解釈しています)。たちかぜ側は山札の残枚数の管理も重要です。
一方、スパイク側は序盤の強引すぎる攻めが響いているのと、ドロートリガーが全然出ていないので手札がカツカツになっています。そもそもアドバンテージを稼げるユニットがスパイクバウンサーくらいなので、トリガー構成でドローを多目にするという選択肢も視野に入れるべきかもしれません。
なお、後4の1回目の攻撃で30k要求を25k要求と勘違いしていますが、あそこはガードしなくてもいい場面なのと、手札にブライトプスやマンモスがいたので多目にみましょう。ザイフリートがいるときはスパイクはRVRの順で殴ってくることがほとんどです。最初のRはトリガーも何もないし(ゲイリーギャノンにブーストされているとかでもない限り)ヒット時効果も無いので、受けられるダメージがあるならスルーです。残りのザイフリートと3パン目のRを全力でガードするようにしましょう。
以上です。
このように棋譜を取ること(ファイト内容を書きだすこと)で、また見えてくるものがあるかもしれません。未経験の方は、YouTubeの対戦動画などから一度棋譜を取ってみてはいかがでしょうか。
個人的には、「見るがいい、おれ達の更なる熱きイメージを!(おれイメ)」さん、「我が道を行く先導者!」さん、「まけず嫌いの先導者!!」さんの対戦動画シリーズが好きです。
今回もご精読ありがとうございます。