Show and Tell

トレーディングカードゲームのことをつらつらと

ノヴァグラップラー水無月(スタンダード)

カップボウラー型を試すとか言っていましたが、結局ほぼ全部のカードをお試し投入してノヴァ一人回ししていました。構築にちょっと悩んじゃったもんで。

 

スパーリング相手の嫁ちゃんのロイパラは、単純にテキストが強いorパワーラインが優秀なものを上から順にピックアップするだけで組めました。

こんな狭いカードプールなんだから、構築で悩むなんて本来あり得ないんですよ。

 

それだけ現状のノヴァというかアクセルの査定が渋いってことです。

今日(6/20)に実施されたBCF大阪の予選全勝で上がったチームにノヴァがいないのも納得です。

前置きというかボヤきはこれくらいにして、現状のノヴァグラップラーのレシピです。

 

◆G3(10枚)

4 パーフェクトライザー

3 バトルドアファイター

3 マキシマムライザー

◆G2(11枚)

3 ハイパワードライザーカスタム

4 アイアン・キラー

4 カップボウラー

◆G1(12枚)

4 ライザーカスタム

3 ジェットライザー

4 ロケットハンマ―マン

1 トランスライザー

◆G0(17枚)

1 バトルライザー

キャノン・ボール

4 ターボライザー

4 ツイン・ブレーダー

4 スリーミニッツ

 

アクセルのシステム上、ユニットを多く配置しなければならない。また、アクセルサークル獲得のためにライド用のG3も確保しなければならない。だが、手札は増えない。じゃあもうドロトリを最大まで積むしかありませんね!アクセルのシステムに一番噛み合うし、効果が桁外れなフロントトリガーも最大まで積むしかないです。

結果として、ヒールが消えました。不退転の覚悟です。

有効ヒールなしで勝つ試合なんてよくあることだし、変にヒールに期待して「ここで1点受けておこう」的な考えが自滅を招くこともよくあることです。最初からダメージは回復しないと分かっていれば、それ相応の戦い方ができます。デメリットは20000シールドを失うことですが、デッキに4枚しかないカードなのでヒールを引けない試合の練習と割り切ることにしました。

G3は思い切って12枚でもいいかもと思うことがまだあります。パーフェクトライザーはメインVなので4。余剰に引いてもできるだけ再ライド用に抱え込んでいます。間違ってもアクセルサークルに配置しちゃだめです。逆にマキシマムはアクセルサークルに置く用のユニットです。パーフェクトライザーに安定して乗れるなら、マキシマムは4枚積みたいです。バトルドアは基本的にRで運用しますが、パーフェクトライザーがどうしても引けないときにVに乗せることができるのとヒーロー属性なので採用です。1番目の能力は起動能力であることが超マイナスポイントです。相手のダメトリを見てから5000要求に下がったユニットのアタック時に発動出来たらよかったのですが。パワーは2番目の能力を加味しても、あと1000あればアクセルサークルで「満足のいく要求」が取れたので、すごく惜しいカードですね。

 

ここでちょっと要求値のお話。

フォースに対して「満足のいく要求がとれる」パワーラインは28000です。

「最低でも作らないと話にならない」パワーラインは23000です。

23000は13000Vに対して15000のシールドを要求できるので従来のヴァンガードではまずまずのパワーラインでした。今回は☆・前・治のシールド値が高いので、相手のハンドを1枚しか削れないことも多く、また相手のダメトリ1枚で5000要求という最低の要求値になります。Rのパワーラインとしては23000を超えられるかどうかがポイントになってきます。当初は18000作れればいいと思いデスアーミーガイなども投入していましたが、18000じゃ足りなかったですね。

28000は治を握っていないフォース相手に対して2枚のハンドを削れる要求値です。出来ればこのラインを越えられる配置を目指していきます。マキシマムライザーならアクセルサークルに置くだけでクリアできます。バトルドアとロケットハンマ―でも双方のスキルを使用したらクリアできます。

これらのラインをいかに前トリで要求値上げられるかが現状のアクセルの生命線だと考えます。

難しく感じる人がいたら、アクセルサークルにはマキシマム>アイアンキラー>バトルドア>カップの順で優先的に配置するようにして、R前列にはバトルドア>カップ>マキシマム>アイアンキラーの順で置くように覚えておくと、だんだん分かってくるかもしれません。(私の主観ですが、この辺が分からないと、今後のヴァンガードでアクセルクランを使うのは厳しいかもしれないです。フォースへの転向をおすすめします。)

 

今回採用から外れたカードは以下のとおりです。

・アシュラカイザー・・・サブVとしてはバトルドアよりも(構築次第で)上ですが、Rでバニラなのがいかんともしがたいので不採用です。

・Missスプレンダー・・・封竜ブロケード(スターゲートのすがた)。試用してみて意外に有用な感じもしました。バトルドアやカップが28000を超えやすくなるので、エンチャントや、フィールド魔法、設置みたいな感覚で置いておきたいカードですが、ギフトマーカーの無いカードはマキシマム4枚が限界だと考え不採用となりました。

・バーストライザー・・・自分をスタンドさせるスキルの発動タイミングが壊滅的でした。Vのアタック終了時なら合格でしたが、出るか分からない前トリガーや当たるか分からないパーフェクトライザーの2番目のスキルに期待してコストを払うのはナンセンスでした。相手のダメトリでも大損しますし、裏にライザーカスタム置けても上記のパワーラインを満たせないので不採用です。

・デスアーミーガイ・・・前述したとおり18000のラインじゃ不十分でした。だいたいにおいて、後列Rに配置できるほど余剰な手札がありません。現状のG1は物足りないカードばかりなので、どうせなら10000シールドとして使えるものをと思ったので不採用です。

 

アクアフォース以降でアクセルの査定が向上したらいいなと思いつつ、しばらくは練習と思ってロイパラにボコられる日々が続きそうです。