グランブルー(デッキレシピと解説いろいろ)
※\ピンポーン/
この記事は9割書き上げた後、wifi接続不良で消えたものを頑張って復元しました。
グランブルーの記事だからって、こんなところまでドロップ蘇生しなくていいっつーの!
整形とダイエットに成功して帰ってきた男、大文字ゴウキのグランブルーです。
「じゃぱーん」が口癖の子分は消されました。荒海のバンシーまでいなくなったのが少し悲しいです。
今回はまず各ユニットの解説からしていきます。
◆ユニット分析
・魔の海域の王 バスカーク
ライドしてプロテクトを受け取り、パワーとクリティカルを上昇させ、リアガードまで展開するという攻守に優れたユニットです。ドロップゾーン10枚という達成しやすい条件で、クリティカルが上がるのはかなり強力です。パワーも1つ目のスキルと2つ目のスキルを合わせれば最大で20000まで上昇します。手札を使わずにCB1SB1でこれらを実現するのはコスパ最強って感じです。
また、ドロップ9枚のときに有効ヒールトリガーをめくると、1つ目のスキルが発動して「2枚貫通をブチ抜きつつ2点与えて、こちらは1点回復する」という新世界が生まれます。
・逆心の呪術師 ネグロブリーチ
ライド事故防止にもなる自己再生スキルを持っています。パワーが22000まで上がるのがなかなか優秀で、ロマリオと縦に並べると34000(25000要求)のパワーラインが作れます。25000要求は原則として手札を2枚削れる要求値なので、(普通のデッキなら)攻撃面も合格点です。
ソウルにG3が無いときに、ネグロブリーチをドロップからスペリオルライドして、プロテクトをゲットしつつソウルになったG3をフランガーのコストにするというなんともカードゲームっぽい動きも可能です。
・不死竜 スカルドラゴン
だいたいこいつが悪い。
「ノーマルコールができない」「バトル終了時に退却する」なんともやる気が感じられないとみせかけて、「ドロップ1枚につきパワー+2000」……殺る気に満ち溢れています。
ドロップ10枚でフォース2枚分、11枚でネグロブリーチとロマリオが頑張って作っていた25000要求を実現します。ターン経過と共に必然的にパワーが上がっていきます。単体でむちゃくちゃなパワーが出せるので、トリガーのパワーはもう一方のRに躊躇無く乗せることができるのも良いです。
Pスタンダードでも活躍できるカードが1枚30円なんて、シングル価格って本当に分からないですね。
・バイオレンス・フランガー
ガー不(ガード不能効果持ち)です。単純に強いというわけではなく、「相手を5点に追い込んでおく」「少なくともハンドにG0とG1は抱えておく」「インターセプトに対処しておく」等のお膳立てが必要です。ガー不以外はプロテクトすらもらえない事故要因なので採用時は注意が必要です。
1枚投入(ピン挿し)だとフィニッシュまでに引けなかったりダメージに流れてしまったりすると機能しないので、「別に無くても勝てるよね」ということになります。(ダメージに落ちてもヒールでドロップに落とせばいいじゃないかという人には、「カットラスやスカルドラゴンよりも最優先でこれをドロップに置くんですか?」と質問したいです。)
また、前述のように事故要因でもあるので2枚以上の採用はちょっと怖いという扱いが難しいユニットです。ちゃんと機能できればかなりの破壊力です。(特に、対オラクル)
・ルイン・シェイド
ドロップを肥やしつつ、単騎でフォース13000に届くパワーを出せます。後攻2ターン目でライドできるとフォースG2の10000も怖くありません。序盤から活躍できるユニットなので多めに採用したいです。
・キャプテン・ナイトミスト
バスカークに乗れなかったときに有用な蘇生スキルを持っています。中盤以降では制限なしの蘇生となるため、使い勝手は良好です。これを蘇生して連鎖でもう1体というのはCBがさすがに重いので、できれば手札からコールして能力を使いたいです。
バスカークのソウルが足りない場合や、そもそもバスカークに乗れない場合をごまかせる札なので多目の採用がいいと思います。
・大幹部 ブルーブラッド
単騎でフォース13000に届くパワーを出せる上に、手札を回転させながらドロップを肥やすスキルを持っているため、ガード強要力が高いです。バスカークや☆が乗ったスカルドラゴンが横にいると、けっこうヒットします。
ブルーブラッドのアタックを受けないと表のダメージが無くCBが使えないような状況を作れると、当たっても当たらなくても優位に立ち回れます。
・洒落男 アルヴァーロ
スカルドラゴンのせいで中途半端なパンプスキルは不要です。
・スケルトンの爆撃兵
これでファンデッキを組んだら面白そうですが、私はノーアイディアです。
・伊達男ロマリオ
G1最優先ライド先です。CB1払って実質手札は増えないあたりが微妙に思えるかもしれませんが、グランブルーは早期にドロップ10枚を達成したいので有用なスキルです。単体で12000ブーストできる点も良いです。
ソウルに送ったカードはバスカークでコストにしつつ蘇生できるので、スカルドラゴンなどドロップにいて欲しいカードが適しています。
・ダンシング・カットラス
ほぼノーコストで蘇生&カウンターチャージは、なかなかの詐欺です。パワー6000もバスカークの後ろに置くとちょうどいいパワーラインだったりします。コストで同名をバインドする必要があるため、採用するなら4枚固定になるかと思います。
スキルを使用すると、ドロップが2枚減る点はちょっとだけ注意が必要です。
・イービル・シェイド
ナイトミストは登場時能力でしたが、こちらは起動能力です。また、後列に置くのでスカルドラゴン2体で止めを刺しに行くときにも有用です。コストで蘇生するユニットと同名カードのバインドを求められますが、ほとんど4積みなのでそれほど気になりません。
ナイトミスト同様にできれば手札からコールしたいユニットであり、カットラスと同じくドロップが2枚減ることは覚えておきましょう。
・お化けののーまん
ドロップを肥やしつつ、1体にフォース1枚与えるような能力です。序盤でドロップ10枚を達成するために採用しておきたいユニットです。
Rに出てきたと思ったらすぐに消えるあたり、マジお化けって感じです。
・悲痛なる銃弾 ナイトゲベール
単体18000のアタッカーになれる点、ドロップを1枚増やせる点、場に残って次ターン以降はブーストに回れる点と器用なユニットです。
ただし、アタッカーは他にも化物みたいな打点がいますし、ドロップは2枚ずつ増やせるのがいます。バスカークとスカルドラゴンがそれほど後列を必要としないことなども含めて、採用率は高くないと言えます。
・お化けのちゃっぴー
ヒールトリガー以外に20000ガードが増えるよ、で?
これらのユニット評価を踏まえてデッキレシピは以下のようになります。
◆デッキレシピ
◆G3(7枚)
4 魔の海域の王 バスカーク
3 不死竜 スカルドラゴン
◆G2(12枚)
4 ルイン・シェイド
4 キャプテン・ナイトミスト
4 大幹部 ブルーブラッド
◆G1(14枚)
4 伊達男 ロマリオ
4 ダンシング・カットラス
3 イービル・シェイド
3 お化けののーまん
◆G0(17枚)
1 案内するゾンビ「
4 ナイトスピリット
4 モータル・ミミック
4 突風のジン
4 お化けのりっく
・採用枚数の理由
7枚!?と思う方もいるかもしれません。G3はなんとしてもバスカークにライドしたいところなので4枚必須です。Gアシストで1枚損してでもバスカークに乗りたいので、プロテクトクランではあるのですが、あえてG3は7枚で構成しています。
スカルドラゴンは1~2枚ドロップにあればいいのでこの枚数です。プロテクトすらもらえないフランガ―に最初にライドしてしまうのは事故(負けルート)なので、構築段階で負ける要素を省きました。
G2は単純に有能なものを4枚ずつ採用しました。G2最優先ライドのルインシェイド、手札から使いたいナイトミスト、手札に複数のバスカークを引き込みたいのでブルーブラッド、以上の3種です。
G1はロマリオとカットラスが4枚確定です。のーまんは早期にドロップ10枚を達成するために必要なカードで、序盤に1枚引きたいので3枚。イービルシェイドは終盤までに1枚あればいいので、2枚でも充分な気がしますがパワー8000が少し欲しいのとダメ落ちの保険で3枚です。
フランガ―を採用する場合には、まずイービルシェイドの枠を1枚交換します。フランガ―を明確なフィニッシャーとして運用するならもう1枚、ブルーブラッドの枠を交換してください。1枚だけフランガーを入れている構築をよく見るきがします。
なお、フランガ―を意識するあまり、自分の構築が歪まないように気を付けましょう。フランガ―はカードプールにある=デッキに入っているかもしれないと相手に警戒させるだけも効果があります。
◆デッキの回し方
特に序盤の立ち回りが重要です。目標は3つ。
①バスカークにライドする
意地でもバスカークに乗ります。初回のライドでスカルドラゴンに乗ってしまうのは先攻なら少しは許されますが、後攻でスカルドラゴンライドは負けルートに片足突っ込んでると考えていいです。
場合によっては、序盤に持っているスカルドラゴンをロマリオでソウルに送って、G3を持っていない状態で自分の3ターン目を迎えてもいいかもしれません。
またG1を多目に取っているので、初期手札のバスカーク残しの3~4チェンマリガンという博打を打てなくもないです(かなりの悪手ですが)。
②G3アタックまでにドロップを10枚溜める
序盤にガードに使った札をアタッカーとして再利用できるのは、グランブルーが持つ他のクランにはない特性の一つです。1枚で止まるアタックは積極的にガードしてもいいです。
また、2ターン目にG2Rを展開して一度攻撃したあとすぐインターセプトでドロップに送るのも無駄がなくて良いです。
G1はロマリオ、G2はルインシェイドにライドできると10枚達成しやすくなります。特にルインシェイドはアタックフェイズ開始時にドロップ8枚でもルインシェイドからアタックすれば、G3バスカークがアタックするときには10枚にしておくことができるので優秀です。G2でルインシェイドにライドしてアタック時に2枚ドロップを増やしたあと、G3バスカークのスキルのコストでソウルから落としてすぐRに蘇生することで可能となります。
のーまんを手札から使ってドロップを増やすのは、あまりおすすめしません。のーまんは一度ガードに使ってから、ドロップからの蘇生→スキルでドロップに戻るとする方が効率がいいです。
③スカルドラゴンをドロップに落とす
こればっかりは運です。
もし手札にあった場合はロマリオでソウルに置いてから、バスカークのスキルのコストでスカルドラゴンをSBし、そのままRに蘇生するのが一番きれいです。
あとは2ターン目にRに出したブルーブラッドを頑張って当てることで、スカルドラゴンをドロップに送れます。わざと「要求値の基本」では意味のない相手のRを叩いたり、フォース相手の後攻で相手のVに届かないパワーで攻撃したりして、相手がCB欲しさにブルーブラッドのアタックを受けたくなるように仕向けてもいいと思います。
バスカークにライドできて、ドロップが10枚あって、Rにスカルドラゴンをバスカークのスキルで蘇生できてやっとグランブルーらしい盤面となります。
パワー32000☆2のバスカークと、パワー30000超えで25000要求以上がとれるスカルドラゴンの2面展開でもけっこう戦えます。
以降は毎ターン、バスカークでスカルドラゴンを蘇生し、もう一方のRはルインシェイドかブルーブラッドとロマリオの列で攻撃していくようにします。バスカークに毎回完ガを使ってもらい、ドライブで☆が出れば☆をスカルドラゴン、パワーを残りのRへ乗せていきます。☆が出なかった場合はスカルドラゴンはノーガードされることがほとんどなので、1点ずつ詰めていきます。
フランガ―を意識してくれる相手は5点目を受けないようにして勝手にシールドを消費してジリ貧になってくれます。最終的にはイービルシェイドやナイトミストの効果をバスカークと併用して、スカルドラゴンを2体立てて詰めていきます。
アジアサーキットの3クランでは比較的安価で組めて、強くかつ面白いのでおすすめです。途中でも述べましたが、ガードに使った札が蘇生してアタッカーになり、またインターセプトでシールド値に変換されるというのは、この先もずっとグランブルーだけの強みです。
今後のパワーインフレにもスカルドラゴンが対応できるので組み得だと思います。